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野鳥のバンディング問題について考える。【その2】

小鳥のバンディングでは欠かせない「かすみ網」について考える
「かすみ網」ってどんなもの?という人がいるかもしれないので「カワセミ日記」のバンディング問題の総括のなかで「かすみ網」の様子が写真で載っているので見て欲しい。
http://king-fisher.cool.ne.jp/2005/1103.shtml

注意 「かすみ網」は許可無く所持する事も使う事も禁止されています。

私が子供の頃は「とりもち」で野鳥を捕まえる事はあちこちで見られ、籠の中の野鳥がいい声で囀っていたものだ。「とりもち」は何処にでも売っていた記憶があるが正統派はとりもちの木からつくるらしい。
「かすみ網」もその気になれば誰でも手に入ったのではと思われ、「かすみ網」を使って野鳥を捕っている所も見ていたし、わくわくして子鳥を外すのを手伝った記憶もある。この時に「かすみ網」を張っていた人が食べる為なのか飼う為なのか目的は覚えていないが殆どの野鳥は弱ったり、死んだりしていた。おじいさんの話では野鳥を捕って飼うにはかすみ網で捕らえたらダメだと言っていた事は覚えている。飼う為には小鳥を傷つけないように「とりもち」で捕るのが一番いいと言っていた。

 野鳥を捕って飼う事を楽しみにしていた人は「かすみ網」は小鳥を弱らせたり、傷つけたり、死んでしまう事が多いのでダメだと言っていたのだ。昔は小鳥を飼う事は庶民の娯楽だったと記憶している。これは昭和30年代の記憶なので定かでは無い所もある。年がばれちゃうがしょうがない。(笑)
NETで「とりもち」を検索すると昔の思い出を書いているページに出くわすが野山を駆け回って遊びまわっていた頃がなつかしい。
 いまでも一部の野鳥は飼う事も可能なようだが基本的には国内の野鳥は捕獲も飼育も禁止されている。この禁止処置も野鳥に関わる多くの方々の努力の結果だろう。海外からの圧力の方が大きいのかもしれないが。
 最近、公園で聞いた話だが、密猟者は手っ取り早く「かすみ網」で密猟を行っているようで小さな「かすみ網」を小鳥の通り道に仕掛け、確実に小鳥を捕まえていると聞いた。
その方は見つけるたびに通報したり、注意したりしているとの事だったが「かすみ網」はコンパクトに作ってあって設置、撤収がすばやく出来るようにしてあり、すぐに逃げられてしまうと言っていた。
密猟者は小鳥の行動に精通し、中途半端な研究者よりはるかに小鳥の事を研究しているのだろう。もっとも捕まえる為の研究だが!
この密猟者は野鳥を売って裏商売をやっていた業者で昨年検挙されたらしい。そのとき家には数100羽の野鳥がいたそうである。
日本の「かすみ網」は山科鳥類研究所ですべて管理していて密猟者には手に入らない事になっているらしいが中国や台湾,韓国などから入ってくるのかもしれない。たぶん、輸入規制は不可能だろう。 
これは読売新聞WEB版 2004/04/01/03:03から抜粋した記事だ。
http://www.med.oita-u.ac.jp/infectnet/influenza/influ_report_00215.html
「野鳥の多くは、福島、茨城、千葉県の山林で、「かすみ網」と呼ばれる目の細かい網を木の間に張って密猟されていた。網は三重県の2つの業者が密造し、千葉県のペットショップなどで販売していた。」
「カワセミ日記」を読んでみると最近でも国内業者がオークションに出品していた事例が載っていた。あきれたものだ。
「かすみ網」は小鳥の捕獲に対して一番効率の良い道具であることは間違いないと思うが効率がいい分だけ危険が大きい道具だ。所持を許可されている方は保管や取扱には十分に注意しないと大変な事になる。
バンディングでは「かすみ網」を張って、だれも監視していない時間が多いようだが密猟者に狙われないのか?もっとも密猟者はもっと効率よく道具を調達しているだろうと思われる。
ただ、かすみ網を設置して目を離すとどう言う事がおきるか考えて欲しい。
「かすみ網」を張って人が離れた直後に掛かった小鳥は人が来るまでもがき苦しんでいる状態が続くのだ。それが一昼夜だったりしたら確実に死んでしまうだろう。
 11月9日の琉球新報の記事によるとネズミトリモチに野鳥が掛かって死んだり、怪我をしてる被害が相次いでいるとのことだ。獣医師はこの状態で1日放置すれば衰弱死してしまうと言っている。かすみ網でも程度の差があれ、同じことだろう。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-8318-storytopic-1.html
nezumi.jpg

次回は小鳥の持ち方について考える。   次回に続く・・・・

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